山にのぼる 黒木郁朝さんの版画です。我が家の玄関で、毎日見てから家を出ます。



2012年3月17日土曜日

献血に・・・

今日は初めて献血を受けてきました。
最初に注意事項を読んでいたところで目がとまりました。
「この6か月以内に下記の項目に該当することがある方」
(a)不特定の異性または新たな異性との性的接触があった
(b)男性どうしの性的接触があった

(参照元:http://www.bc9.org/index.php?option=com_content&task=view&id=156&Itemid=97

大学の講義中にHIV感染についての講義があったのを思い出しました。
HIV感染が発見された当初、「同性愛者の男性の病気だ」という風評による人権侵害がありました。(今では、そのようなことはないことが立証されていますが・・。)
 そのような中で、(b)のような記載はどうなのでしょうか。
東京都赤十字血液センターのQ&Aには、
「男性同士の性的接触があってもセーフセックスなら問題ないのでは?」に対して

特に日本国内では男性同性愛者間でHIV感染者が多いことが知られています。血液センターとしてはリスクの高い方々を全体として献血をお断りしています。個人のモラルを問うているのではありません。個々の献血された血液のリスクはスクリーニング検査によって判断します。しかし、検査で検出できないリスクに対しては感染リスクのある行為の有無で判断するしかありません。これは例えば、マラリアの発生した地域に滞在した方々を、マラリアに感染している可能性が他の人より高いとしてお断りするのと変わるところはありません。



(参照元:http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/qa/index2.html

とあります。
献血の目的は使用できる血液の確保ですから、リスク回避を重視しなければいけないことはわかります。
ただ、わかりやすさを求めて、(b)のような記載で済ませることはいかがなものか・・・と思ってしまいました。
デリケートな話なのかもしれないのですが、気になりました。

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