山にのぼる 黒木郁朝さんの版画です。我が家の玄関で、毎日見てから家を出ます。



2012年7月8日日曜日

頭の整理

人‐モノ のつながりと生活の豊かさを考えてみる。
以前に紹介した515フィールドさんやバルカドーロさんも同様の対象として整理してみます。
まだまだ思考中・・・で、その下書きです。
<作り手の顔(*^_^*)を知ること>
 最近、食べ物を中心に、生産者から直接購入することが増えました。
「安いから」「地産地消」「アンチ大手スーパー」など、いろいろな考えがありますが、
「作り手の想いを知る」ことが大きくあります。
人参ひとつ買うにしても、それを作るまでの時間や、作り手の工夫、
収穫時期から料理まで。
それを知ることで、自分自身の知識が増えることと同時に、
その「モノ」に対して、生産者の想いが込められていく。
そして、それを食べる際にその想いを味わう。
生産者の想いと自分の想いがつながった感覚があり、
「この人(たち)のところに買いに行こう」とつながっています。
ただの「売る」「買う」の契約関係ではなく、その中の語りの場や時間、プロセスを共有することにより、契約関係ではない「人と人の関係」・・・これが豊かさのように感じます。

また、最近はその作物を贈答用に人に贈るようになりました。
作り手の想いと合わせて送ることで、届く人も、そのつながりの中に入ってくる。
そして、機会があった時に、その生産者と受取人を合わせると、とてつもない「豊かさ」が生じるように感じています。
そのつながりを実感するプロセスをつくることが「生活の豊かさ」となるのではないかと思います。

ちなみに、これを書きながら「アシタスイッチ」石田衣良×坂口恭平を観ています。
坂口さんの「人は天下のまわりもの」・・・その人と技術を集めて、独立国家を作る。
うん、これは面白いです。
学生の頃に、しきりに「富士の樹海で村を作れないか」と同期の連中に言ってたのを思い出し、
そうやって実践していることがすごい。
ちょっと調べてみたくなりました。

さぁ、今日はここまで。

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