宮崎市のキネマ館で『人生、ここにあり!』の上映が始まりました。
イタリアでは、1978年に「バザーリア法」が制定され、精神病院の閉鎖が進められています。
日本の精神科病院(単科)は約1,000ヶ所あります。病床は約258,000床です。一般病院の精神科をいれると、これらの数はもっともっと増大します。
イタリアで精神病院撤廃を宣言していたとき、日本では1950年から続く精神衛生法時代。
1984年の宇都宮病院事件にいたるまで、精神病院に風穴を開けることはありませんでした。
『人生 ここにあり!』はイタリアで精神病院が閉鎖されたのと併せて、地域の精神保健福祉サービスを紹介しています。社会協同組合B型という、協同組合が地域の精神障害者の支援を担っています。
そして、仲間同士で支えあう「ピア・サポート」もこの中に含まれていると思います。
精神病院は絶対に必要 長期入院は仕方ない
そう思っていること自体がステレオタイプだということを教えてくれる一作です。
・・・僕も絶対観にいきます。
宮崎キネマ館のHPはこちら
『人生 ここにあり』の紹介はこちら
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