山にのぼる 黒木郁朝さんの版画です。我が家の玄関で、毎日見てから家を出ます。



2012年5月27日日曜日

バルカドーロでのヒトトキ

今日は入籍2年目のお祝い☆
昨日教えてもらった、イタリア地料理店『バルカドーロ』
515fieldの黒木農園さんのお野菜や川南町の特産物など、
児湯地域の食材を中心に料理を提供してくれるお店です☆

場所は山崎街道を南にずっといったところのイオンの手前。
ショッピングのだの手前を左折して、細い道をずっといったところの左手。

今日はディナーのコース☆
まずは前菜。
左は、小松菜ペースト&万切り大根
その下が、パプリカ。果物みたいな感じで美味しかった!!
レバーのパテのパンも
チーズも最高!!

お次はチョウザメのスープ。
これが美味しかった!!
お魚と野菜のブイヨンでこんなにもコクが出るとは。。
女子会コースなんかでは、チョウザメをたっぷりつかうらしい。
コラーゲンたっぷりで味うまし!!

パスタはトマト、万切り大根&小松菜ペースト。ほどよい酸味で味わいました。

メインは子牛のお肉とお野菜のお焼き。
カブにジャガイモに人参に。お野菜の甘さが口の中にひろがります!!

さて、お腹満足にデザートを残すのみ・・・
と思ったら、驚き!!!


記念日ということで、お店から素敵なプレゼント☆
&料理長さんの生サックス!!
素敵な生演奏をいただきました。
なんでも、ここで音楽好きの方々が集まって、楽器を教え合ったり、発表したりしているらしいです。
初心者でも、丁寧に、楽しく学べるので、初心者のぼくらも行きたくなります。

最後にいただいたハーブの花束☆

素敵な一日と素敵な場でのひとときでした☆


今度はお昼に行こうかしら☆
バルカドーロはこちらhttp://www.barcadoro.jp/

2012年5月20日日曜日

上映会おしらせ:人生ここにあり

映画の上映会 お知らせします!!
なんどかブログでも紹介させてもらっている
『人生、ここにあり!』
1978年、イタリアで精神科病院(マスコミニオ)を解体する法律『第180号法(通称:バザリア法)』が成立。
その頃の日本というと、1983年に宇都宮病院事件が起きています。

イタリアの精神保健サービスについても、いろいろ勉強しなければいけませんが、
病院から地域へと生活拠点を移すことになった精神障がい者が、
自分たちの暮らし、そして仕事を社会の中でつくっていく過程をユーモアたっぷりに描いてます。

自分たちの人生を社会の様々なつながりの中で、自分でつくっていく。
さぁ、人生はここにあり!!

精神障害だけでなく、自分の生き方を楽しく考えることができますよ☆

実際に現地に行った方の解説もついています。
日時: 平成24年6月17日(日) 受付:13:00 上映:13:30~
場所: 宮崎市総合福祉保健センター2階視聴覚室
定員: 80人
資料代: 500円(ぼちぼちの会会員 当事者(障がい者、その家族)は無料)
主催: 宮崎精神障害者地域生活支援研究会(ぼちぼちの会)

事前申し込みが必要になります*


ふたり

友達の入籍祝いが続いて
お祝いの気持ちを込めて久しぶりに書いてみました。


大学の頃の友だちで学部も違うし、サークルも違うけど、
学生自治会関連で一緒になった人。
めっちゃ頭もいいし、きっかけがないと出会うこともない人ですが、
ワチャワチャはなしたり、飲み行ったりしてた、いい友達です。
おめでとう!!

金曜&土曜はお肉祭り☆

大阪でルームシェアしていた頃の親友が送ってきてくれた仙台牛タン
冷凍庫で眠らせていたんで、この週末にいただきました。
ついでに、近所のお肉屋さんで豚タン&とりも買って、
お野菜そろえて、自宅焼肉!!
2人だったので、2日連続続いちゃいました。
初日に牛タン*
 袋からしておいしそう~♪


レモン塩でいっただっきマース
うん、久しぶりの牛肉だ!!












つづいて豚タン☆

肉厚で、タンのブツブツが見えるのもなんですが、おいしい!!
そのままのもコリコリですが、着けているのは軟らかくて焼肉にピッタリ☆









お次はとり&豚のミックス味噌漬け。
鶏肉がコリコリでいい感じ♪








あと、あわせて作ったのがお好み焼き
いつもはGONちゃんに任せるんですが、おもちを入れてふっくら♪

素敵な二日間の食事でした。(1日じゃありませんからね!!)
今日からはヘルシーメニューに移ります(笑)


2012年5月13日日曜日

研修報告:自傷行為の理解と援助

平成24年5月13日、総合保険センターにての研修。
講演は国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の松本俊彦先生

医師、保健師、看護師、教育関係者が集まりました。

内容は分かりやすく、また、支援専門職者に対して、正しい理解を教えてくださいました。
今日はその中でのメモを。
まず第一のインパクト。
「薬物とか依存症、自傷行為をする子に対して『そんなことしちゃだめじゃないか』と言っても、返ってくる言葉は『誰にも迷惑かけていない。自分の体なんだからいいじゃないか』」
たしかにそうだ。
「そこで命の尊さとか、ダメ絶対的なことを言っても伝わらない。一番伝えたい人に対して伝わらない授業、関わりをしていないでしょうか。」
確かに、たしかにそうだ。

①自傷行為と自殺行為の区別
自殺行為は自殺を目的としているが、自傷行為は死ぬことを目的にしているとはいえない。

②なぜ、自傷行為をするのか
世間では、「アピールだ」などという意見もあるが、アンケート等の調査結果では、何らかのしんどさを抱えた状態で、そのしんどさ(心の苦痛)を軽減させるために自傷行為をしていることが多い。
自傷行為を行うと、脳内麻薬が分泌して、安心を得ることができる。
だから、自分を傷つけるという行為自体ではなく、その行為の背景に焦点を当て、そうやって頑張って生きていることを認めることが大事。

③自傷行為をする人の特徴
年齢からすると、11歳~13歳という思春期の初めに始めることが多い。
また、タバコや飲酒、セックスなどを早期に体験している傾向がある。
あと、自尊心が非常に低いこと、大人を信用していないことなどが傾向としてあるという。

④自傷行為から自殺への危険
自傷行為を繰り返していくと、脳内麻薬が出にくくなり、より深く、より致命的な自傷へ走ってしまうことがある。その危険性に注意しなければいけない。

⑤自傷行為をする子への関わり
自傷行為をする子どもは大人を信用しておらず、自分のしんどさを話そうとしない。自傷行為後の消毒自体も拒否する場合も多い。そのような子どもが保健室や相談場面に来たときには、「何でそんなことをしたのか」「しないことを約束して」といったことはNG.
さりげなくでも、消毒に来たこと、相談に来たことを評価し、これまでよく頑張ってこれたことを認めること、そして、なにかあった時に相談に来てもらう信頼を得ることが大事。

⑥自分の限界、親への連絡
だからといって、46時中の関わりは困難。自分の時間の範囲内を伝え、範囲外であれば、その後に教えて欲しいことを伝えるよう。また、両親にも伝えることの了解を得る必要もあるだろう。その場合、親に対して、「この子特有のしんどさを抱いており、それを対処しようと自傷行為をしていること」「叱責したり、非難すること、無視することは子どもにとって否定されることにつながること。」「定期的なカウンセリングを行うとともに、家族の協力が必要であること」などを伝えながら、両者の協力を得ていく必要がある。

⑦存在を認めること
まずは、しんどさを抱えた当事者がいること、ここに相談にきていることを承認することがとても重要。そこから、問題解決に向けて取り組んでいかないといけないでしょう。

マサチューセッツ州では、学校のメンタルヘルス教育で、「気づき」「関わり」「つなげる」ことをDVD教材にして、自傷行為について、また、相談を受けたときについてなどを教えているそうです。

ちょっとむずがゆい感覚をもちながら話を聞いていましたが、とてもうなずける話でよかったです。
友達の存在、その大きさなどを話されており、つながりの大切さなどを改めて学びました。

2012年5月12日土曜日

現場へ:515フィールド 黒木農園へ①

5月12日 515フィールド 黒木農園へ。
515フィールドを知ったきっかけは、社会福祉士会の研修。
黒木さんのところは茶園業を中心に自営されていますが、
その中で、ひきこもりの子をボランティアで受け入れながら、回復への支援を行なっています。
最初の自分が知っていたのはそれだけ。

先日、高鍋町であったクラフト市で久しぶりに会い、
「現場に出てこないとね。」
の一言から、黒木さんの「現場」に足を運ぶことを決めました。

黒木さんのところは、茶園業と農業、貸し農園をおこなっている農家さん。
でも、ただの農家さんではなかったです。
土地の一部分に小屋とハンモック、テントを設置して、農園を借りている人がBBQをしたりできるようにしているし、いろんな人が黒木さんのところを訪れて、自然の恵みと人の温かさを感じています。
 黒木さん曰く、「ここは海の近くだけど、海も見えなければ潮の香りのしない、完璧の畑。周りは森に囲まれて、すぐ近くを走っている国道の音もしない。しかも、インターネット完備で、電気も走っている。自然の中で、デジタルにも対応できる場としては魅力が大きい」という。

確かにそう。
インターネットも電気も何もないところが本来の自然であるかもしれないけれど、多くの人が求めてくる「癒し」の場は、その便を保ったところでもあるのも事実でしょう。そのニーズに見事に合っている素敵な場所をつくっていました。



 もとは茶園業だったそうですが、消費低迷などにより徐々に縮小。それとともに有機栽培農業を展開し、その日の収穫を飲食店へ配達したり、山形屋に置いたりしています。また、お菓子屋さんなどともつながって、お菓子の材料として配達しています。
実は近くのスーパーのお茶も黒木さんのものだったことに驚き!!

 貸し農園はまだ最近からですが、ただ土地を渡すのではなく、耕運や肥料などはある程度してくれて、栽培についてもいろいろ教えてくれながらの農園体験。それは魅力大きいですね。




旦那さんはラジオの番組をもっていたり、ウェブデザインを製作したりと活動しており、ものすごく多様な展開を考えながら行っています。

奥様も人をつないで、日頃社会との矛盾でしんどくなっている人たちにとって、ストレスを感じなくてよい場、リフレッシュして、改めて大事なものを見つめられる場を作りたいと思って、今の場を作り、展開しているそうです。

おふた方ともとてもとてもエネルギッシュで、先を読んで、でも、物事の価値を見定めて話を聞かせてくださいました。
整理がついたところから、徐々にのっけていこうと思います!!

ちなみに、その日に購入させてもらった大地の恵み。
しっかり全部、使わせていただきました。
お腹も心も、体いっぱい満足感を得られました。




2012年5月5日土曜日

久住への山登り

もう何年になるんだろう。
いつ登ったのか、どこから登ったのか、どれがどの記憶なのかも定かではなくなったが、
それでもずっと思っていた久住登山。
中学に進学する前は、幼馴染の2~3家族で毎年登っていた。
姉もいた。
一緒に競いながら登って、頂上のご飯をみんなで食べた。
そういえば、高校の登山も久住だった。

歩きながら思い出していく、一つひとつの場面に幼い頃の僕と姉と幼馴染たち、そして家族の背中を見る。

長姉の家族と友人家族、両親に僕ら夫婦。昔からの人も新しい人もみんなでまた山に登る。
あぁ、ここで培った想いと場面。やっと思い出せました。
姉のことを思い出し、大事にしていこうと思いました。